新潟県JRATとは?
新潟県災害リハビリテーション連絡協議会(新潟JRAT)は、地元のリハビリテーション関連職種の連携を強化し、県内外の災害時に救済活動や健康増進を目的に活動しています。当団体は、日本災害リハビリテーション支援協会の地方組織として機能しています。
新潟JRAT役員一覧
役職名 | 氏名 | 団体名 | 役職 |
---|---|---|---|
会長 | 木村 慎二 | 新潟リハビリテーション研究会 | 会長 |
事務局長 (補助) | 張替 徹 | 新潟リハビリテーション研究会 | 副会長 |
役員 | 川島 寛之 | 新潟大学医歯学総合病院 | 整形外科科長、 総合リハビリテーション センター部長 |
役員 | 堂井 真理 | 新潟県言語聴覚士会 | 副会長 |
役員 | 小野塚 智紀 | 新潟県理学療法士会 | 災害対策委員長 |
役員 | 齋藤 元浩 | 新潟県作業療法士会 | 災害対策担当理事 |
役員 | 菅井 美佐子 | 新潟県看護協会 | 常務理事 |
役員 | 浅見 裕之 | 新潟県福祉保健部 (新潟県災害対策本部医療活動支援班) | 地域医療政策課長 (班長) |
役員 | 高橋 昌 | 新潟大学医学部災害医療教育センター | 特任教授 |
役員 | 大谷 哲也 | 新潟県医師会 | 理事 (救急医療部長) |
役員 | 佐藤 圭一 | 新潟県歯科医師会 | 専務理事 |
JRAT(日本災害リハビリテーション支援協会)とは?
JRAT、正式には一般社団法人日本災害リハビリテーション支援協会は、災害時のリハビリテーション支援を目的に設立されました。この組織は2011年、東日本大震災の経験を基に創設され、経験豊富な13のリハビリテーション関連団体が結束しています。災害に備えるため、日本リハビリテーション医学会や日本理学療法士協会など、多くの関連団体が参画し、全国に拠点を持つ地域JRATと共に、全国的な災害対応の体制を整えています。
2024年8月現在、JRATに参画している団体は以下のとおりです(出典元掲載順)。
◇日本リハビリテーション医学会
◇日本理学療法士協会
◇日本作業療法士協会
◇日本言語聴覚士協会
◇日本リハビリテーション病院・施設協会
◇回復期リハビリテーション病棟協会
◇全国デイ・ケア協会
◇日本訪問リハビリテーション協会
◇全国地域リハビリテーション支援事業連絡協議会
◇全国地域リハビリテーション研究会
◇日本義肢装具士協会
◇日本義肢装具学会
◇日本リハビリテーション工学協会
※出典:JRAT webサイト「団体概要」
災害リハビリテーションとは?
災害リハビリテーションは、災害時における生活不活発病や災害関連死の防止を目的とした専門的な支援です。日本の超高齢社会において、専門職による組織的な支援が不可欠です。「生活不活発病」は活動不足から心身機能が低下する状態を指し、「災害関連死」は避難所生活中の疲労やストレスなどによる非直接的な死亡を意味します。
JRATの活動内容
JRATは、災害発生直後からの応急修復期に避難所の環境評価や応急的な居住環境整備を行い、復旧期には生活不活発病の予防に尽力します。災害がない期間も、人材育成や地域との連携を通じて災害対応の体制強化に取り組んでいます。